クロス取引で手数料を抑える方法

株主優待

お得に株主優待!現引きとは

株主優待をお得に取得する方法として前回クロス取引について紹介しました。
クロス取引をするだけで株価下落のリスクを抑えられるので、かなりお得です。
しかし、さらにお得に手数料を抑える方法があります。
それが、現引きです。

現引きとは


現引きとは信用買いで購入した株式を現金で購入して実際に自分の現物株式として保有するということです。
信用取引では、資金の約3.3倍の取引ができますが、信用買いでは信用金利というものを支払わなければいけません。
これが年利で3%前後かかるので、短期間の取引の場合は10万円で一日約8円なので大した金額ではないですが、
信用取引で購入した株が今後上昇していくと予想出来て長期間保有したい場合は現物として保有するために現引きをします。
この現引きの手数料はだいたい無料です。

現引きにかかるお金

この現引きを使うと現物買いの手数料を抑えられます。現物買いの手数料ですが、例えば松井証券なら1日の約定金額合計50万円まで無料、
SBI証券なら1日の約定代金合計100万円まで無料です。少額の取引の場合は手数料の安いこの2社がおすすめです。
しかし、信用売りの貸株料の安いSMBC日興証券を使う場合は現物買いの手数料が10万円まで137円、20万円まで198円、30万円まで275円、50万円まで440円、100万円まで880円の手数料が1取引ごとにかかります。
その手数料を抑えることが出来ます。
具体的には信用買いをしてから現引きする。これだけです。
信用買いにかかる手数料は無料です。そこに信用金利がかかりますが、これが年利3%の場合で10万円なら1日約8円、50万円なら1日約41円なので現物買いにかかる手数料と比べるとかなり安く済みます。
現引きというひと手間は増えますが、やる価値はあると思います。

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