資産運用を始めるときに最も始めやすいのが株主優待です。銀行に100万円預けても年利0.02%では1年後に利息は200円しか付きません。
10万円なら20円です。そんな中注目されているのが株主優待です。優待で生活している桐谷さんがテレビなどで取り上げられて一気に注目が上がったのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
株主優待なら10万円以下の株でクオカード1000円が毎年もらえるものもあるので銀行に預けるのと比べるとかなりお得感があると思います。
例えば半導体関連株のグローセル(9995)は3月15日の株価が482円なので48200円で毎年1000円のクオカードが受け取れます。
最近ではM-1とR-1をダブル優勝したマジカルラブリーさんが松井証券のユーチューブで「資産運用!学べるラブリー」というのをやっていて、その中でも株主優待について紹介されています。
その動画の中でつなぎ売りについて紹介されていますが、野田クリスタルさんが「そんなことやっていいの???」っていうくらい、つなぎ売りで株主優待をもらうとお得です。
ただでさえお得な株主優待ですが、つなぎ売りが出来るようになるとさらにお得になります。
株主優待をもらうためにはまずは証券口座を開設しなければいけないわけですが、証券会社によって手数料、貸株料などが違うのでどの証券会社で株主優待をするのがいいか迷う方が多いと思いましたのでまとめました。
松井証券
現物買い取引手数料
1日の約定代金合計50万円まで0円、100万円まで1100円、200万円まで2200円
※インターネットでの取引の場合
信用売り取引手数料
1日の約定代金合計50万円まで0円、100万円まで1100円、200万円まで2200円
※現物取引との合計金額になります。
※インターネットでの取引の場合
一般信用売り貸株料(短期14営業日)
上限3.90%(銘柄ごとに異なる)
制度信用売り貸株料
1.15%(逆日歩がかかる場合あり)
管理費1カ月ごと1株につき10銭
例1:10万円の株(株価1000円×100株)を3日間でクロス取引した場合
現物買い手数料0円+一般信用売り貸株料32円(10万円×3.9%÷365×3日)=32円
例2:10万円の株(株価1000円×100株)を15日間でクロス取引した場合
現物買い手数料0円+一般信用売り貸株料160円(10万円×3.9%÷365×15日)=160円
例3:30万円の株(株価3000円×100株)を3日間でクロス取引した場合
現物買い手数料1100円+一般信用売り貸株料96円(30万円×3.9%÷365×3日)=1196円
例4:30万円の株(株価3000円×100株)を15日間でクロス取引した場合
現物買い手数料1100円+一般信用売り貸株料480円(30万円×3.9%÷365×15日)=1580円
SBI証券
現物買い取引手数料
1日の約定代金合計100万円まで0円、200万円まで1278円
※アクティブプラン、インターネットコースの場合
信用売り取引手数料
1日の約定代金合計100万円まで0円、200万円まで964円
※アクティブプラン、インターネットコースの場合
一般信用売り貸株料(短期15営業日)
3.90%
制度信用売り貸株料
1.15%(逆日歩がかかる場合あり)
管理費1カ月ごと1株につき10銭
例1:10万円の株(株価1000円×100株)を3日間でクロス取引した場合
現物買い手数料0円+一般信用売り貸株料32円(10万円×3.9%÷365×3日)=32円
例2:10万円の株(株価1000円×100株)を15日間でクロス取引した場合
現物買い手数料0円+一般信用売り貸株料160円(10万円×3.9%÷365×15日)=160円
例3:30万円の株(株価3000円×100株)を3日間でクロス取引した場合
現物買い手数料0円+一般信用売り貸株料96円(30万円×3.9%÷365×3日)=96円
例4:30万円の株(株価3000円×100株)を15日間でクロス取引した場合
現物買い手数料0円+一般信用売り貸株料480円(30万円×3.9%÷365×15日)=480円
SMBC日興証券
現物買い取引手数料
約定代金10万円まで137円、20万円まで198円、30万円まで275円、50万円まで440円、100万円まで880円、200万円まで1650円
※ダイレクトコース、オンライントレードの場合
信用売り取引手数料
約定代金、期間に関わらず無料(0円)
※ダイレクトコース、オンライントレードの場合
一般信用売り貸株料
1.40%
管理費不要
制度信用売り貸株料
1.15%(逆日歩がかかる場合あり)
管理費不要
例1:10万円の株(株価1000円×100株)を3日間でクロス取引した場合
現物買い手数料137円+一般信用売り貸株料11円(10万円×1.4%÷365×3日)=148円
例2:10万円の株(株価1000円×100株)を15日間でクロス取引した場合
現物買い手数料137円+一般信用売り貸株料57円(10万円×1.4%÷365×15日)=194円
例3:30万円の株(株価3000円×100株)を3日間でクロス取引した場合
現物買い手数料275円+一般信用売り貸株料34円(30万円×1.4%÷365×3日)=309円
例4:30万円の株(株価3000円×100株)を15日間でクロス取引した場合
現物買い手数料275円+一般信用売り貸株料172円(30万円×1.4%÷365×15日)=447円
まとめ
各証券会社の取引に係る手数料を計算して比較しました。
現物買いで50万以下であれば松井証券、1日の取引が50万円を超えるようになったらSBI証券、
株主優待の購入銘柄を増やしたくなったらSMBC日興証券といったところでしょうか。
実際に私も現物買いのために松井証券の口座を使いはじめ、つなぎ売りをするときにSBI証券を使い、慣れてきたらSMBC日興証券を使ってつなぎ売りをしているといった感じです。
松井証券は口座を持っている場合の電話サポートも充実しているので初心者にはおすすめです。
口座開設には数日かかります。どの口座も無料で開設できるのでいづれ使いそうな口座はまとめて作っておくほうが簡単なのでおすすめです。
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